ケモインフォマティクス討論会予稿集
第28回情報化学討論会 大阪
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口頭発表
改重回帰分析(DCR)による定量分析法
*三井 利幸奥山 修司肥田 宗政
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p. J11

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抄録

未知試料の測定値を目的変数、既知試料の測定値を説明変数として重回帰式を作成し、得られた重回帰式の係数から非分離で定量する方法を開発した。DCRは検量線の作成が不要で、2種類以上の化合物が混合していても精度よく定量することが可能である。さらに、重回帰式の相関係数から定量目的以外の不純物の存在や、未知試料が分析に使用可能か否かの判断も可能である。今回は、偽造500円硬貨の材質の定量をDCRでおこなった。

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© 2005 日本化学会
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