ケモインフォマティクス討論会予稿集
第34回情報化学討論会 長崎
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ポスター発表
大規模密度汎関数計算における多中心数値積分の研究
*松田 潤一平野 敏行佐藤 文俊
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p. P17

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抄録
密度汎関数(DF)法は,タンパク質などの大規模分子にも有用な標準電子状態計算法である.その交換相関項は,一般にグリッドを用いた数値積分法で計算されるが,大規模DF計算ではその有効計算精度と計算速度が問題となる.これまでの研究から,同じ点数のグリッドを用いても,その回転によって計算精度が大きく変化することがわかっている.本研究では,数値積分の精度とグリッドの回転について研究を行った.
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© 2011 日本化学会
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