主催: 日本化学会情報化学部会
共催: 日本薬学会, 日本農芸化学会, 日本分析化学会, 日本コンピュータ化学会, 教育システム情報学会 (協賛)
p. P26
物質の特徴や用途などの知識情報に関するデータベースを開発をするため、電子化された文献から化合物に関する知識情報を抽出するソフトウェア を開発した。このソフトウェアは、論文に記載されている重要キーワードと化合物の名前を抽出するものである。この情報を数多くの文献を用 いて集積することによって、化合物と関連するキーワードを抽出できる。このキーワードには、物質の特徴や用途等の情報が含まれることが期 待できる。実際に無機化合物に関する800報の 文献を解析対象としてソフトウェアを応用したところ、論文のabstractに出現する重要単語を抽出することができた、特定の化合物を特徴付けるキーワードを自動的に提案することができた。