ケモインフォマティクス討論会予稿集
第39回ケモインフォマティクス討論会 浜松
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若手セッション
化合物-タンパク質-フェノタイプの多階層モデルによる標的タンパク質予測
*岩田 浩明奥野 恭史
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p. Y1-

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抄録
化合物の生物活性のプロセスとして、化合物が標的タンパク質に結合し、活性化されたタンパク質が細胞にシグナルを伝える。そのシグナルが引き金となって様々なタンパク質が相互作用し、細胞死や細胞増殖、分化などの細胞の表現型への変化を生じさせる。合理的な薬物設計のためには、どのタンパク質が表現型に影響を与えるかを理解する必要がある。そこで本研究では、化合物から細胞の表現型への分子メカニズムを理解するために、化合物-タンパク質-フェノタイプの多階層モデルを構築した。化合物、タンパク質、表現型に関するデータから化合物と表現型の未知の関係を予測し、表現型の変化に関与しているタンパク質を推定する機械学習の手法を提案する。
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