抄録
2015年のパリ協定、SDGs採択以降、持続可能な社会に向けさまざまなセクターの取り組みが急加速している。脱炭素へ向けCO2削減の強化だけでなく、また欧州のサーキュラーエコノミー、海洋プラスチックごみなど、資源・廃棄物の課題への対応も必要となってきており、今後とも企業の環境に対する取り組みは一層の注力が必要となっていくことになる。
企業において、環境保全は“守り”であり、企業の成長と環境対応を同軸として捉え、環境を“攻め”にする環境経営が行われてきた。
そこで、環境問題やそれに対する政策などをあらためて振り返り、企業の環境経営がどう進展してきたのか、環境経営が企業価値向上にどう寄与するかなどを、プリウスや光熱費ゼロ住宅の事例も交えながら概観する。