日本口蓋裂学会雑誌
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シンポジウムI
藤田保健衛生大学病院口唇口蓋裂センターの現状と今後の展望
―チーム医療でのコーディネーターの役割―
今村 基尊近藤 俊吉村 陽子奥本 隆行水谷 英樹佐藤 公治相澤 貴子小林 義和内藤 健晴堀部 晴司川村 友香
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2013 年 38 巻 1 号 p. 29-34

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抄録
藤田保健衛生大学病院では,1992年口唇口蓋裂センターを立ち上げ,口唇口蓋裂をはじめとする顎・顔面領域の先天異常の治療にあたってきた。
口唇口蓋裂の治療では,種々の知識・技術が,長期間にわたり必要である。このような疾患のチーム医療では,そのチームの体制,さらにそのチームをどのように運営して行くかが重要である。その運営方式には,(a)リレー方式,(b)コンダクター方式,(c)コーディネーター方式,(d)アッセンブリー方式,などが考えられる。
藤田保健衛生大学病院口唇口蓋裂センターでは,(c)コーディネーター方式で運営している。現在我々のセンターでは,1500人以上の口唇口蓋裂患者を治療してきた。今後も,より的確かつ効率的なチーム医療の在り方を模索する必要があると考えている。
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© 2013 一般社団法人 日本口蓋裂学会
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