日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第9回大会
セッションID: P5-14
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ポスター発表5(記憶2)
最早期記憶の世代差と性差-記憶特性質問紙を用いた検討
*佐藤 浩一長島 加奈
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抄録
最早期記憶の想起プロセスや意味づけについて、記憶特性質問紙を用いて、世代差と性差を検討した。大学生から50歳代までの回答者が最早期記憶を思い出し、その想起プロセスや意味づけに関する質問項目に評定をした。また約8週の間隔を置いて再び最早期記憶の想起を求め、想起の安定性を検討した。記憶特性質問紙44項目は「鮮明」「意味」「反芻」「時間」「感覚」「感情」「関連」「内容」の8因子構造として分析した。その結果、(1)大学生に比べて中年期以降では、最想起記憶を鮮明に想起し、意味づけ、反芻し、その内容を現実的と認識していることが示された。(2)女性は男性に比較して、最早期記憶を意味づけ、反芻し、感覚や時間情報を伴い、他の出来事とも関連して想起することが示された。(3)想起内容、最早期記憶が繰り返し想起された率には、顕著な世代差・性差は見られなかった。
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© 2011 日本認知心理学会
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