日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第10回大会
セッションID: P5-5
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ポスター発表5(知覚・感性)
数字の相対的大小関係が視覚的注意に与える影響
*田中 観自小野 史典渡邊 克巳
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抄録
数字を視覚刺激として呈示した場合、小さい数字は注意を左に、大きい数字は注意を右に向けることが知られている。本研究では、異なる数字を二度呈示した場合、どのように注意が向くのかを検討した。1-5、5-1、9-5、5-9の4種類の組み合わせが準備され、視野の中心に呈示された。被験者は2つの数字が順に呈示されたのを観察後、その右か左に呈示されるターゲットの検出を行った。一度目の数字(300ms)が消えてから二度目の数字が表示されるまでの間隔は100msに固定され、また二度目の数字が消えてからターゲットが表示されるまでの間隔(ISI)は200, 400, 600msであった。その結果、ISIの効果は見られなかったが、1-5、5-9を呈示した時に右側への反応が速いことが示された。これは数字の大小の相対関係によって注意がシフトすることを示唆している。
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© 2012 日本認知心理学会
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