日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第10回大会
セッションID: P5-28
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ポスター発表5(知覚・感性)
きき手の違いが中高齢期の認知特性に及ぼす影響
*木村 貴彦岩原 昭彦北神 慎司八田 武志
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キーワード: きき手, 認知機能, 加齢
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抄録
左きき者は少数であるため右きき者中心の機器やシステムが多い日常生活では不便や危険に面する場合もある.そこで,特に中高齢期の認知特性についてきき手の違いが及ぼす影響を調べた.調査対象となった407名のうち左きき者は9名であり,それに対応する数の右きき者をランダムに選び分析対象とした.VVQ(verbalizer/visualizer questionnaire)による言語化-視覚化の認知スタイル,Money道路図検査による心的回転,ストループテスト,D-CATなど複数のテストで認知機能に及ぼすきき手と加齢の影響を多面的に検討した.結果,中年期では大きな違いが見られない一方で,前期高齢者ではきき手の違いによる認知的側面への影響が見いだされた.このことは,きき手と加齢の両側面から日常生活での認知的負担に対して配慮が必要であることを示唆している.
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© 2012 日本認知心理学会
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