日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第13回大会
セッションID: P-2-36
会議情報

ポスターセッション2
身体動作による感情情報への意識的アクセスの抑制
佐々木 恭志郎*山田 祐樹*三浦 佳世
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
身体動作は感情処理に影響を与えると言われており,上方向の身体動作は快感情,下方向の身体動作は不快感情と結びついている。本研究では,上下の身体動作が感情情報への意識的なアクセスに影響を与えるかについて検討を行った。実験では,参加者は腕を上げた状態(上動作条件),腕を下げた状態(下動作条件), 腕を動かさない状態(動作なし条件)で感情を喚起する画像を観察した。その際,両眼間抑制により画像は見えなかった。参加者の課題は画像が確認でき次第その画像が快か不快かを判断することであった。実験の結果,上動作条件では,快感情画像が呈示された場合に比べて,不快感情画像が呈示された場合の方が判断までに時間がかかることが明らかになった。これらの結果は身体動作が感情概念の賦活に自動的に影響を与えていることを示唆している。
著者関連情報
© 2015 日本認知心理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top