日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第19回大会
セッションID: P1-A20
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ポスターA
幼児期における動作表現の描画と実行機能の関連に関する予備研究
*進藤 将敏
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抄録
幼児期における人物描画の典型的な例として、正面向きかつ直立した人物の描画があげられる。一方、人物の身体部分(腕、足、腰など)を屈曲させた、「身体動作」を表す描画は稀である。この種の描画は、幼児期後期から徐々に見られることが従来から報告されているが、何がきっかけでそれが描けるようになるのか、またはどのような認知発達がそこに関与しているのかについては明らかにされてこなかった。本研究は、その点を明らかにすることを目的としている。そこで、幼児期における非典型的な描画表現である「人物の身体動作の描画」を産出する認知過程において、典型的な描画反応(例:直立した人物画)を「抑制」し、非典型的な反応(身体動作の描画)へ「切り替える」といった実行機能系の関与を想定した。今回の発表では、幼児における描画を「動作表現」の観点から分析し、実行機能課題(DCCS課題)との相関の有無について検証した事例を報告する。
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© 2022 日本認知心理学会
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