抄録
日本建築学会型枠の設計・施工指針が2011年2月に23年ぶりに改定された。今回の改定では,旧版の方針を踏襲して2009年に改定されたJASS 5を補完することおよび型枠工事に関する最新の情報を取り入れることはもとより,型枠工事の安全性とコンクリートの品質の確保を主眼に,環境負荷低減や最近の型枠工事の実情も考慮しつつ工事の流れに沿った記述をして分かりやすくした。また,全体構成は旧版と同様であるが,型枠工法については,在来の一般型枠工法と各種型枠工法を別々の節で記述している。官庁への提出書類や型枠工事に従事する人の資格など,実務に役立つ内容を盛り込んだのも今回の改定の特徴である。