コンクリート工学
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工事記録
高強度コンクリートブロックを用いた耐震補強壁工法の実用化
山本 芳通伊藤 英幸石川 裕次竹田 喜則
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2015 年 53 巻 7 号 p. 635-640

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抄録
コンクリート打込みによる従来の耐震補強壁に置き換わる新たな工法とし竹中耐震補強ブロック工法:ESTONE(エストン)ブロック工法の実例について紹介する。この工法は蝶々形の高強度コンクリートブロックを用いた耐震補強壁工法であり,建物を使用しながら耐震改修を迅速に,静かに施工できる新工法である。建物を稼働しながら耐震補強改修を行うことが可能で,ホテル,旅館等不特定多数の人が利用する建物から一般のオフィスビルまで幅広く適用可能であり,単体のブロックを積層していく工法のため,狭い作業ヤードにおいても施工が可能である。また,本工法はブロック積み作業における騒音作業が発生しにくいため,工事階でも建物を通常と同様に使用することが可能であるとともに,工期短縮および労務不足問題の解消にも有効な工法である。
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© 2015 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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