主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 1051-1058
船体構造の安全性を担保するためには船体各部で発生する応力を把握することが必要である.船体の応答スペクトルは船舶が遭遇した波スペクトルと任意箇所の応答関数により得られるため,正確な遭遇海象の推定が求められる.本研究では数点のセンサーで計測された船体応答から方向波スペクトルを精度よく推定するため,多量の方向波スペクトルを対数変換後,主成分分析により少数のパラメータで表現し,計測された応答に最も適合するパラメータを同定する手法を検討した。得られたパラメータからの再構築により,ケープサイズのバルクキャリアで計測した応力応答から遭遇した波浪を推定した.これによりこれまでの手法と比べて現実的な波浪が推定できたが,一方で局所解に陥りやすいという結果を示した.