主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 159-164
砕氷船が平坦氷中を航行する際,氷との接触によって局所的に強い圧力を受ける.本研究では模型船にタクタイルセンサを張り付けて氷海水槽試験を行い,船体表面にかかる圧力の分布を解析した.実験の結果,圧力分布は船体表面と平坦氷が直接接触する範囲に集中することが確認された.また,圧力の最大値は船体中央部に近づくほど高くなる傾向が見られたが,圧力の平均値の分布は船首端から船体中央部まで概ね横並びとなった.加えて,船速を変更した結果,氷盤の割れパターンが変化したことで局所的に高い圧力を受ける点が見られた.本試験で見られた船速影響を抵抗推定計算に反映させることで,計算精度の向上が見込まれる.また,Ice Load Monitoring Systemを開発する際は,船体表面と平坦氷が直接接触する範囲を解析できるようにする必要がある.