日本船舶海洋工学会講演会論文集
Online ISSN : 2424-1628
ISSN-L : 1880-6538
39
会議情報

2024A-OS3-6 タクタイルセンサを用いた平坦氷中における船体表面上圧力分布の解析
安齋 圭祐山内 豊水野 滋也松沢 孝俊
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 159-164

詳細
抄録

砕氷船が平坦氷中を航行する際,氷との接触によって局所的に強い圧力を受ける.本研究では模型船にタクタイルセンサを張り付けて氷海水槽試験を行い,船体表面にかかる圧力の分布を解析した.実験の結果,圧力分布は船体表面と平坦氷が直接接触する範囲に集中することが確認された.また,圧力の最大値は船体中央部に近づくほど高くなる傾向が見られたが,圧力の平均値の分布は船首端から船体中央部まで概ね横並びとなった.加えて,船速を変更した結果,氷盤の割れパターンが変化したことで局所的に高い圧力を受ける点が見られた.本試験で見られた船速影響を抵抗推定計算に反映させることで,計算精度の向上が見込まれる.また,Ice Load Monitoring Systemを開発する際は,船体表面と平坦氷が直接接触する範囲を解析できるようにする必要がある.

著者関連情報
© 公益社団法人 日本船舶海洋工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top