主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 237-244
前進速度が横方向速度に対して支配的ではない低速操縦運動は,自動運航船の開発において注目されている.このような運動における船体流体力は非線形性が強く,これに対処するために数多くの研究がなされてきたが,モデルの標準化にまでは至っていないのが現状である.標準化に向けた課題の一つは,簡潔な表現に留めつつ広範囲の運動に対応したモデルを作成することにある.そこで,本研究では多項式表示に基づく簡易数学モデルを提案する.特に,cross-flow dragを多項式近似することで簡易化を図る.提案する数学モデルは二種類の水槽試験データを基に検証され,広範囲の運動に対して定性的によく表現できているモデルであることが示された.