主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 381-386
地球規模の気候変動問題に対応すべく,日本を含む世界の多数の国と地域が2050年までのネットゼロ(温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた正味ゼロ)の実現を表明している.本論文では,2050年ネットゼロを前提とした日本の化石エネルギー消費量の減少に伴い,当該化石燃料(石炭,石油および天然ガス)の海上輸送に必要な日本商船隊の船腹量が大きく減少する見通しを定量的に示した.さらに、化石燃料の代替エネルギーである水素,アンモニア等の日本への輸入および回収・除去CO2の国外への海上輸送に必要な液化水素運搬船,ケミカルタンカー,大型アンモニア運搬船,液化CO2運搬船等の船腹量が2050年ネットゼロに向けて堅調に増加する見通しを定量的に示した.