主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 53-56
従来、海洋掘削や構造物設置における精密な位置保持にはDPS(自動船位保持装置)が広く用いられている。この技術を商用船に応用することで、自動離着桟や経路追従における高精度な操船支援が期待される。登尾らはPCC船型模型にDPSを適用した数値シミュレーションで有効性を確認したが、自由航走実験では数値シミュレーション結果との乖離が報告された。この原因は、推力を舵角に変換する際の線形仮定や風外乱への応答遅れにある。本研究では、外乱オブザーバーを用いたフィードフォワード制御を導入し、シミュレーションで従来手法と比較した結果、RSME(二乗平均平方根誤差)の低減を確認し、提案手法の有効性を示した。