主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 597-603
本研究では,船舶の設計段階で使用可能な水中騒音の簡易推定法の精度向上を目的として,本推定法の改良を行った.本推定法では,Brownの式を用いて実船の水中騒音レベルを推定している.本式で精度良く水中騒音レベルをするためには,キャビテーション発生面積の精度向上が不可欠である.本研究では,従来法のBurrillチャートに替えて,数値計算による一般商船用キャビテーション発生面積推定チャートであるDBチャートを作成し,本チャートを用いてキャビテーションを推定した.これにより,プロペラ形状と伴流分布を考慮したキャビテーション発生面積の推定が可能になる.大島南沖でのコンテナ船の実船計測データとの比較検証を行い,二乗平均平方根誤差が従来法の9.3dBから4.3dBに低減し,改良法によって推定精度が向上することを確認した.