主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 627-631
地球温暖化による,環境への悪影響の懸念から,船舶分野においても,将来的なCO2排出量を実質ゼロにする目標が示され,大気汚染規制条約の改正により,各種性能指標を評価し,エネルギー効率の可視化や実効率改善が必要とされている.実海域性能は,新造船の波風影響評価に加え,船体汚損,プロペラ汚損等長期の性能変化等を含み評価される.OCTARVIAプロジェクトでは,舶用塗料メーカーは,船体粗さ,船体汚損双方による経時変化を考慮したモニタリングやシミュレーションの手法の開発に関与した,船体・プロペラ粗度と汚損に関連する性能変化のモニタリング規格(ISO19030)との対比も加え,検討内容を紹介,成果の活用事例も紹介する.