主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 837-842
ADCPは,超音波を水面下に発信し測定層に浮遊する音響散乱体からの反射波の位相のシフトを測定することで流速を測定する測定機器である.また,ADCPは,反射波の強度である散乱強度も測定する.そのため,ADCPは,浮遊物質の濃度を測定できる有効な非接触型機器となる可能性がある.本論文では,光学濁度計とADCPの測定値から動物プランクトン情報を抽出するモデルを開発した.まず,実海域において,動物プランクトンの個体数密度,濁度,ADCPで測定した散乱強度のデータセットを取得した.次に,最適変換法を用いて,データセット間の関係をモデル化した.最後に,このモデルを用いて動物プランクトン個体数を推定し,モデルの妥当性を検証した.