主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 191-197
本論文では,船舶に複数搭載されたローターセイルの間隔による相互干渉が推力に与える影響を,CFDを用いて定量的に評価した.本評価では,4本のセイルを仮想船に50m程度の間隔で搭載し,ローターセイルの稼働が想定される流入風速と風向に対して推力を計算し,先頭のローターセイルを基準に各ローターセイルの推力比を算出した.風向90,120(deg)では,各ローターセイルの推力比が約0.9~1.1の範囲となることが分かった.風向が30,45,150(deg)では,最後尾のローターセイルの推力比が他のローターセイルと比べて著しく小さくなることが分かった.本評価では,最後尾のローターセイルにおける推力は他と比べて減少傾向にあり,搭載時の効果が相対的に低いことが見込まれる結果が得られた.