主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 227-233
近年,海洋中の環境保全に関して国際的な関心が高まっており,船舶から発生する水中放射雑音についても注目されている。国際海事機関においては,商業船舶からの水中放射雑音低減のためのガイドラインや水中放射雑音を管理するための推奨ガイドラインの改定案の承認といった取り組みが行われている.航行中の船舶から発生する水中放射雑音の主な音源の一つにキャビテーションがあり、キャビテーションの挙動には船尾の伴流分布が大きな影響を与える。そこで本研究では船尾フィンとしてVortex Generator(VG)を設置し、伴流分布を改善した状態におけるキャビテーション試験を実施し,伴流分布が水中放射雑音に与える影響を調査した.調査結果をふまえて水中放射雑音の騒音レベルの推定に用いるBrownの式に伴流分布の影響を考慮できる方法について提案する.