主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 313-317
国際海事機関(IMO)の第二世代非損傷時復原性基準は現在その試用期間となっており,その試用経験をもとにIMOなどで技術的検討が行われている.そこでは,最近の大型コンテナ船のコンテナ崩落事故への適用に伴う問題点として,横揺れ固有周期の正確な推定や脆弱性基準の要求値の再設定が挙げられている。また,直接復原性評価基準における不規則波の繰返しを防止する新方法や簡易操船ガイダンスの提案など計算負荷を減らすための検討も行われている.本論はそれらの動向を整理し,試用期間終了後の基準改正に向けた研究方向の探索に資することを目指している.