日本船舶海洋工学会講演会論文集
Online ISSN : 2424-1628
ISSN-L : 1880-6538
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2025S-OS7-5 変分モード分解による不規則波中パラメトリック横揺れの予兆検知に関する基礎検討
大田 大地黒田 貴子
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p. 331-334

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抄録

変分モード分解(VariationalModeDecomposition,VMD)を用いて抽出した横揺れ時系列の主要な動揺モードにHilbert変換を適用し,瞬時周波数及び瞬時振幅の時間変化を解析することで,不規則波中におけるパラメトリック横揺れの発生前後で横揺れの周波数及び振幅がどのように変化するかを可視化する手法を提案する.提案手法を用いて短波頂不規則波中における模型船の横揺れ時系列を解析すると,横揺れの瞬時周波数はパラメトリック横揺れの発生時刻付近で概ね横揺れ固有周期に相当する値に収束し,その後に瞬時振幅が増加する様子を捉えた.このように,実船における電子傾斜計等による横揺れのオンボードモニタリングデータにVMDを適用し,瞬時周波数及び瞬時振幅の時間変化を解析することで,パラメトリック横揺れの発生予兆を検知することができると考える.

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