主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 417-422
本研究は,浮体式洋上風力発電の運転保守に係るコスト低減を企図して,浮体の平面運動を用いて係留系の健全性を評価する手法の開発を目的とする.本稿では,手法の概要を提示するとともに,トート係留を対象とした水槽試験の結果を示す.試験結果より,先行研究として実施したカテナリー係留と同様に,浮体平面運動は,係留索の状態異常によって明確に変化することを確認し,トート係留にも本手法が有効に機能する見込みがあることを明らかにした.また,係留索本数を6本から12本に増加させた場合,係留の異常による浮体平面運動への影響が小さくなることを確認した.