主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 519-529
構造物の設計時には,破壊クライテリアとして線形弾性力学に基づく線形破壊靭性値(K値)が多く用いられ,大きな安全裕度を有する.しかし,実際の条件に即した評価を行うためには,弾塑性破壊力学に基づく弾塑性破壊靭性値(J値)を設計に用いることが望ましい.しかし,J値の評価には破壊靭性試験の成立性に課題があり,試験コストや期間が多大になる.この解決策として,延性破壊モデルを適用し,シミュレーション上で延性き裂進展の再現を試みた.本研究では,アルミニウム合金の溶接継手を対象に,構造解析で用いる延性破壊モデルを構築した.以下では,その構築方法と,溶接構造物の一例としてT字継手でのモデルの検証結果を紹介する.