主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 863-867
理想的な遠隔監視システムは,高速通信回線の確保が難しい海上でも十分に通信可能な通信量にて,航行海域に潜む衝突危険を遠隔地において明瞭に可視化でき,緊急時の衝突回避手段までを備えたものと考えられる.本研究では,衝突危険度マップを用いた衝突危険度の遠隔監視システム,およびベクツイン舵による自動緊急ブレーキシステムを開発した.16,000トン積の内航セメント運搬船を用いて,遠隔監視と緊急ブレーキの検証実験を実施し,遠隔地において遅延なく衝突危険度を監視できること,緊急時に遠隔からブレーキが発令されることで衝突を回避できることを確認した.さらに,本システムがCPP装備船に対しても適用可能であることを確認した.