主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 41
開催地: Himeji Culture and Convention Center Operation Consortium
開催日: 2025/11/17 - 2025/11/18
p. 149-153
本報告は、国際海運における2050年GHG(温室効果ガス)ネットゼロ目標達成に向けた選択肢の一つとして再評価されている原子力推進船について、その実用化と市場拡大に向けたロードマップを検討したワークショップの成果をまとめたものである。本ワークショップは、日本船舶海洋工学会の「海事産業における原子力エネルギー利用検討委員会」の一環として、大学、研究機関、海事産業、造船所から多様な専門家が参画して2025年8月28-29日に実施された。PEST分析による環境要因の網羅的な洗い出しを起点とし、2050年の目標から逆算するバックキャスティングアプローチと、現在の状況から工程を積み上げるフォアキャスティングアプローチを統合的に用いることで、原子力推進船の実現と市場拡大に向けた課題とマイルストーンを検討した。本稿では、これらの検討プロセスと策定されたロードマップの骨子を示す。