主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 41
開催地: Himeji Culture and Convention Center Operation Consortium
開催日: 2025/11/17 - 2025/11/18
p. 31-35
近年,自動運航船の開発において,低速域での操縦運動性能の高精度な予測は,安全性評価や制御アルゴリズム設計において重要な課題となっている.特に離着桟操船では,サイドスラスタを用いた複雑な運動が多用されるため,その影響を適切に反映した船体流体力モデルの構築が求められる.著者らはこれまで,物理的整合性と簡易化の原則に基づく簡易数学モデルを提案してきたが,その妥当性を検証する自由航走試験の事例は少ない.そこで本研究では,風荷重模擬装置を用いてスラスタ運動を模擬し,得られた運動とシミュレーション結果を比較することで,船体流体力モデルの妥当性を検証した.さらに,拘束模型試験により流体力微係数を同定し,モデルの精度を評価した.