日本調理科学会誌
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きゅうりの薄切り実技テストにみる学生の包丁技術の変化と教育効果
池田 博子
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2013 年 46 巻 2 号 p. 121-128

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抄録

 1年次前期の調理実習終了時に,きゅうりの薄切り実技テストを1984年度から2011年度まで17回実施した。平均点は,1980年代では51~61点,1997年度から30点台に半減した。切った枚数は,1984・1986年度は30枚程度,2007年度以降は20枚程度であった。2007年~2011年度における前期授業開始時と終了時の成績を比較すると,点数は22.6点から32.6点と10点上がり,切った枚数は15枚から20枚,切った長さは3.8 cmから4.6 cmに増え,厚さは0.2 mm薄くなった。

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© 2013 一般社団法人日本調理科学会
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