電子レンジ調理の学習を小学校で扱う可能性を検討するために,家庭科教科書における電子レンジに関する記載内容と,小学生の保護者(400人)及び小学校5,6年生児童(497人)を対象に,家庭における電子レンジの使用状況や小学校での学習に望むことを調査した。
中学・高校の教科書には電子レンジの仕組みや注意点などが記載されていたが,小学校の教科書ではほとんど扱われていなかった。保護者の41%,児童の63%が,小学校低学年以前に電子レンジの使用経験があると回答し,その主な用途は「ご飯やおかずの温め」であった。保護者の71%,児童の72%は小学校で教えてほしいと回答し,教えてほしいことで多くあげられていたのは,「加熱すると危険な食べ物」,「使える容器」等であった。
これらの結果より,小学校低学年から電子レンジに関する学習の機会が必要であること,及び安全な使用方法の学習が望まれていることが示唆された。
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