日本調理科学会誌
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4種のアルコール飲料と料理の相性についての調査的研究
掛江 美和子今井 悦子香西 みどり畑江 敬子
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2003 年 36 巻 3 号 p. 200-209

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抄録
各アルコール飲料と料理との相性を知り,どのような料理がそのアルコール飲料と合い共に食べるのに適しているかを知るために,4種のアルコール飲料と料理との相性について消費者がどのように考えているかアンケートを行った.そのアンケートでアルコール飲料と料理の相性を評点で表し,その評点の解析を行った結果,
(1) ビールがどの料理とも最も相性が良い,ワインは料理を選ぶ,と考えられていた.
(2) ビールとチューハイは,相性という観点での料理の相性順位はほぼ同じ(r=0.96)であった.
(3) 性別による相性の評点平均値を比較すると,ワインを除いて女性の方が評点平均値が高い傾向にあった.
(4) 所属による相性の評点平均値を比較すると,ビールを除いて一般消費者の方がビール会社社員より評点平均値が高い傾向にあった.
(5) 世代による相性の評点平均値を比較すると,アルコール飲料によって異なるが,多くの場合50代において評点平均値が最も高い傾向にあった.
(6) 主成分分析によって,料理のマッピングを行った.その結果,「おかず軸」「あぶらっこさ軸」の二軸で91.4%説明できた.
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