日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集
Online ISSN : 2435-7316
地方都市の中心市街地における小中学校を活用した都市再生手法に関する研究
秦 瑞希浅野 純一郎
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2021 年 32 巻 p. 9-14

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抄録

本研究は、中活事業の中で小中学校に関するハード事業を取り上げ、その内容を明らかにし、中心市街地における既存小中学校施設又は廃校・跡地を活用した都市再生へ向けた手法について考察するものである。2006年公布の改正中心市街地活性化法に基づき認定された中心市街地活性化基本計画を全て確認し、そこに記載された小中学校に関する中活事業を全て取り上げる。事業目的による分類と立地の関係を踏まえて各市の中心市街地活性化のねらいを読み取り、小中学校をつかった都市再生手法論の構築へと導く。結果として、1)中活の小中学校に関わるハード事業を目的別に分類化すると①現状維持型事業、②にぎわい創出型事業、③歴史・アイデンティティ整備型事業、④コミュニティ維持推進型事業の4型とそれらの混在型であった。2) 中心市街地においては小中学校の統廃合による廃校舎・跡地利用あるいは既存校舎の更新そのものが中心市街地の再生手法として考えることができることが明らかになった。

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© 2021 公益社団法人 日本都市計画学会 中部支部
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