日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
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買い物支援サービス導入による外出機会の変化に関する研究
湊 絵美伊勢 昇櫻井 祥之
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2016 年 14 巻 p. 77-80

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抄録
移動販売や宅配といった買い物支援サービスの導入は、人々の買い物支援ニーズを充足する一方で、都市中心部への外出頻度の低下や買い物における外出頻度の増加・減少等といった正負の副次的影響をもたらすことが想定される。そこで、本研究では、買い物支援サービス導入によって生じ得る副次的影響の1つとして考えられる「買い物における外出頻度(以降、外出頻度)の変化」に着目し、1)買い物支援サービス導入状況別の外出頻度モデルの構築、2)各種買い物支援サービス導入による外出頻度変化量の推計、を行うことで買い物支援ニーズ以外の観点も考慮した買い物支援サービス導入検討の必要性について言及する。
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© 2016 公益社団法人 日本都市計画学会 関西支部
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