日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
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参加型イベント「御堂筋サイクルピクニック」を通じた自転車まちづくりへの展開の可能性
-運営と参加者意識、車道におけるアピール走行、走行リーダーの育成
藤江 徹吉田 長裕鎗山 善理子
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研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2016 年 14 巻 p. 97-100

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抄録

大阪市は自転車分担率は高いが、放置自転車問題など自転車へのマイナスイメージが強い。そこで、自転車に関心のある市民有志が集まり、利用者目線で自転車を使ったみちやまちづくりをポジティブに提案するために、参加型イベント「御堂筋サイクルピクニック」を2011年から10回開催している。「ちゃんと走ろう!」と「もっと自転車レーンを!」をアピールしながら、大阪のメインストリート・御堂筋を自転車走行するイベントである。ママチャリやロードバイク、タンデム自転車など様々な車種、約300人が10人ずつのグループに分かれ、一列になって車道を走る。本発表では、参加者アンケートの結果や車道におけるアピール走行の実践、提案づくりの内容を報告する。

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© 2016 公益社団法人 日本都市計画学会 関西支部
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