総合理学療法学
Online ISSN : 2436-388X
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症例報告
凍結肩に対するサイレントマニピュレーション後の理学療法に超音波画像装置を用いて視覚的フィードバックを活用した一例
田中 翔斗城谷 将輝小坂 健二徳田 光紀西納 卓哉
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2026 年 6 巻 p. 107-112

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抄録

【はじめに】凍結肩に対する非観血的受動術(サイレントマニピュレーション:以下,SM)後の理学療法において,超音波画像装置(以下,エコー)ガイド下視覚的フィードバック(Visual Feed back:以下,VFB)を活用し,良好な成績を得たため報告する。

【症例紹介】症例は50歳代女性,右肩関節痛,可動域制限があり右凍結肩と診断された。保存的加療の方針となるも,改善が乏しいため伝達麻酔下にSMが施行された。

【経過】SM施行1週後より外来での理学療法を開始した。理学療法開始時は,自動右肩関節屈曲120度,外転100度,下垂位外旋30度,結帯動作L1レベルであった。徒手筋力テストでは,肩関節屈曲4,外旋4,内旋4,伸展4と筋出力低下を認めた。一般的な肩関節可動域練習に加え,エコーガイド下VFBを用いた筋収縮練習を実施した。理学療法介入3週間後には可動域および筋出力の改善が得られた。

【考察・まとめ】SM後の理学療法にエコーガイド下VFBを活用することで,神経筋の再教育を促進し,肩関節可動域改善,肩関節周囲筋の筋出力向上に効果的な手段となり得る可能性があると考える。

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© 2026 一般社団法人 大阪府理学療法士会生涯学習センター
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