千葉県立保健医療大学紀要
Online ISSN : 2433-5533
Print ISSN : 1884-9326
資料
看護現場におけるフィジカルアセスメント技術活用状況に関する実態調査
椿 祥子河部 房子今井 宏美石田 陽子
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2018 年 9 巻 1 号 p. 1_55-1_61

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抄録
 効果的なフィジカルアセスメント教育に向けた基礎資料を得ることを目的とし、看護系大学を卒業し、病院に勤務中の看護師を対象に、学生時代に感じていた各項目に対する技術修得の必要性と実践現場での技術活用の頻度について質問紙調査を行なった。卒業後1年以上から5年以内の212名に質問紙を配布し、55名から回答を得た。
 調査の結果、学生時代に<必ず必要>と感じていた割合が多いのは『バイタルサイン』「呼吸音の聴診」などであった。現在の活用状況で<よく活用している>が多いのは『バイタルサイン』「意識レベルの評価」「呼吸音の聴診」「腸蠕動音の聴診」などであった。また、フィジカルイグザミネーション間で活用の有無に差があることがあることが分かった。
 これらから、活用頻度の高い「バイタルサイン」「意識レベルの評価」「呼吸音聴診」「腸蠕動音聴診」などは、フィジカルアセスメント教育として最低限身につける必要があることが示唆された。
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