臨床リウマチ
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誌上ワークショップ ACR/EULAR提案のRA診断基準について
関節リウマチの分類・診断:2010RA分類基準と画像診断
川上 純, 川㞍 真也, 中村 英樹, 玉井 慎美, 寺田 馨, 折口 智樹, 上谷 雅孝, 青柳 潔, 江口 勝美
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2011 年 23 巻 4 号 p. 335-338

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抄録
   関節リウマチ(RA)の予後改善には早期からの抗リウマチ治療の介入が不可欠である.1987年RA分類基準は早期からのRA分類には不向きであり,2010年8月,米国リウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)が協同で作成した新しいRAの分類基準(2010RA分類基準)が発表された.一方,私たちは自己抗体とMRI画像での早期RAの分類・診断基準をNagasaki scoreとして報告したが,今回は当科における早期関節炎の前向きコホートを用いて,2010RA分類基準とNagasaki scoreを同時に評価した.2010RA分類基準,Nagasaki scoreはほぼ同じ精度でRAを分類し得た.Nagasaki scoreの特徴としては,2010RA分類基準でRAと分類できない症例においても,特にMRI骨髄浮腫に着目すれば,RAと分類可能であることが示唆された.今回の結果より早期関節炎の鑑別には,2010RA分類基準が有効であることが明らかとなった.今後はMRIや超音波のより有効な用い方の検証が必要と考えられる.
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© 2011 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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