臨床リウマチ
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誌上ワークショップ RAの集約的治療:内科医から見た整形外科医のピットホールと整形外科医から見た内科医のピットホール
下肢の障害
徳永 大作小田 良久保 俊一
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2011 年 23 巻 4 号 p. 371-375

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抄録
   Disease modifying antirheumatic drugs(DMARDs)および生物学的製剤を中心とした,関節リウマチ(RA)に対する薬物療法の進歩はめざましく,発症早期からの積極的治療による疾患コントロールが可能となった.しかし,全身的な疾患活動性の制御のみならず,おのおのの関節における局所の変化を見逃さないことが重要である.手術療法に関しては,関節の変形や機能障害が進行する以前に,障害の発生を抑制することを目的とした手術の比重が大きくなると思われ,整形外科医と内科医の連携が重要と考える.
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© 2011 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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