臨床リウマチ
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ISSN-L : 0914-8760
原著
「MTX服用管理ノート」使用患者に対するアンケート調査結果について
深井 理知夫, 岩岡 誠, 若林 昭敬, 糸井 由美子, 横塚 千絵, 高橋 薫代, 白川 祥子, 志村 享子, 片岡 恵美, 高垣 優, 大久保 学宣, 佐藤 寿一, 片山 耕, 安藤 恵, 織田 博子, 髙橋 耐子, 田中 智子, 沼田 ひとみ, 安田 泉, 古崎 章, 佐川 昭
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2021 年 33 巻 1 号 p. 33-40

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抄録

【背景】関節リウマチ(RA)に対するメトトレキサート(MTX)の間欠投与法の管理や副作用,休薬のルールを一冊の本にまとめて持運べ,治療にも役立つ双方向ツールになると考え,MTXノートを企画し作成した.【目的】本ノート使用患者にアンケート調査を実施し,副作用の正しい知識の取得,副作用の不安の解消,休薬する場合の理解,コンプライアンス向上,コミュニケーションツールとしての有用性,アドヒアランスの向上などを確認した.【方法】2019年2月~6月に片山整形外科リウマチ科クリニック,佐川昭リウマチクリニックでMTX服用RA患者に本ノートを配付し,その後記述式アンケートを実施し,回収後集計した.【結果】アンケート総数1036,副作用の知識が増えた・少し増えた:66.2%,副作用への不安が減った・少し減った:42.4%,休薬についての知識が増えた・少し増えた:50.3%,服用忘れがなくなった・ほとんど忘れなくなった:70.4%,医師・薬剤師・看護師と話しやすくなった・少し話しやすくなった:23%,引続き使いたい・まあ使いやすい:43%.罹病期間1年未満と1年以上との比較では各項目で改善の見られた患者の割合が1.1~1.9倍と1年未満の患者の方が多かった.【結論】本ノートの使用はMTXを服用患者のコンプライアンス,アドヒアランスの向上,治療連携のコミュニケーションツールとして有用である.

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© 2021 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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