大阪府済生会泉尾病院 総合内科・免疫内科
日本生命病院 血液・化学療法内科
2026 年 38 巻 2 号 p. 78-85
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高齢関節リウマチ患者に発生した2系統血球異常(好中球減少,貧血)に対し,骨髄穿刺では原因は不明であり,免疫抑制薬を中止・減量した後にも再発した.血液内科を受診し,血清銅の異常低値と亜鉛の高値およびビタミンB12の欠乏を指摘され,亜鉛製剤の中止と銅含有食物摂取の励行,ビタミンB12補充を行い,これらを是正すると血球異常は改善した.関節リウマチ患者の血球異常では,微量元素(銅,亜鉛)の関与も疑って検査すべきである.
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