コンクリート工学論文集
Online ISSN : 2186-2745
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周波数応答関数を入力値として自己組織化マップに適用したコンクリート内部の欠陥領域評価
野内 彩可, 村上 祐貴, 井山 徹郎, 外山 茂浩
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2018 年 29 巻 p. 87-100

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抄録

本研究は,打撃応答特性に基づくコンクリート内部空隙領域の同定を目的として,小型の床版試験体に内部空隙を模擬した人工欠陥を埋設し,インパルスハンマと加速度センサを用いて打撃試験を実施した。この打撃試験結果に基づき,各種欠陥特性が打撃応答特性に及ぼす影響について検討した結果,周波数応答関数(伝達関数)が欠陥領域評価に重要な指標になることを明らかとした。さらに,周波数応答関数を入力値として自己組織化マップ(SOM)に適用することで,欠陥直径が200 mm以上,埋設深さ70 mm以浅の欠陥領域の評価が可能であることを示した。また,本手法を実構造物に適用した結果,実構造物内部の欠陥領域評価においても,その有用性が示された。

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© 2018 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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