日本作物学会中国支部研究集録
Online ISSN : 2433-2968
Print ISSN : 0913-4670
メタスルホカルブ粉剤が水稲苗の生育に及ぼす影響について
藤岡 正美
著者情報
ジャーナル フリー

1986 年 28 巻 p. 22-24

詳細
抄録
水稲の機械移植栽培の普及, 定着に伴って育苗方法が箱育苗方式となり, イネ立枯病やムレ苗の発生がしばしば問題となってきた。これらの防除薬剤として広範囲の病菌に高い効果を示し, 持続効果が長いメタスルホカルブ粉剤(商品名カヤベスト粉剤)が農薬登録され, 普及に移されつつある。しかし, この薬剤を使用した場合に, 生育抑制を惹起し, 床土の種類により差異があると思われる情報を得た。そこで筆者は本県産の水田土, 数種の山土, 人工培土を用いて苗生育に及ぼす影響について検討した。
著者関連情報
© 1986 日本作物学会中国支部
前の記事 次の記事
feedback
Top