日本作物学会中国支部研究集録
Online ISSN : 2433-2968
Print ISSN : 0913-4670
窒素追肥処理が北海道育成コムギ品種ハルユタカと九州育成コムギ品種ダイチノミノリの生産性に及ぼす影響について
島内 佳奈恵高橋 肇柴田 香織中川 悠子元井 由加
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 41 巻 p. 3-4

詳細
抄録
これまでの研究の結果、北海道育成品種ハルユタカはここ山口で栽培した場合、九州育成品種ダイチノミノリに比べて全乾物重が高いものの収穫指数が著しく低く、収量が低いことが明らかとなった。とくに、登熟期間での乾物生長速度(CGR)が低いことがその一因であった。そこで本試験では、生育後期までCGRを高く維持することを目的として窒素追肥処理を行い、これがコムギの生産性に及ぼす影響について調査した。
著者関連情報
© 2000 日本作物学会中国支部
前の記事 次の記事
feedback
Top