Drug Delivery System
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特集 “バイオ素材による創薬とDDS” 編集 : 岡田弘晃
RNAアプタマーを用いた分子標的医薬の開発
宮川 伸藤原 将寿西山 道久
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2008 年 23 巻 5 号 p. 534-543

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抄録

近年,RNAアプタマーが抗体医薬の次世代分子標的薬として注目されている.RNAアプタマーはSELEX法を用いて取得され,短鎖化および安定化ののちに医薬品候補品となる.PEGを付加することで体内動態特性が顕著に改善される.アプタマーはそれ自身が医薬品となりうるが,抗がん剤などを付加することでデリバリー剤としても利用可能である.本稿では,アプタマー医薬の作製方法と特性を概説するとともに,臨床試験中のvWFアプタマーとリボミック社が開発中のMKアプタマーに関して説明する.

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© 2008 日本DDS学会
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