Drug Delivery System
Online ISSN : 1881-2732
Print ISSN : 0913-5006
特集 “プロドラッグ・アンテドラッグによるDDS創薬” 編集:今井輝子
プロドラッグとアンテドラッグ/ソフトドラッグの加水分解に関与するエステラーゼ
今井 輝子
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2015 年 30 巻 5 号 p. 422-432

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抄録

プロドラッグやアンテドラッグ/ソフトドラッグは薬物代謝を利用した分子修飾体であり、薬物の薬剤学的・薬理学的特性の改善を目的としている。低分子医薬品の開発が低迷している今、これらの分子修飾は創薬方法の1つとして再認識されている。いずれも代謝予測が容易なエステル化合物として設計されるが、エステラーゼの発現・機能に関する情報が少ないことが、開発のボトルネックとなっている。エステラーゼの機能解析・臓器発現に基づくデザイン方法、さらに、動物種差の問題を克服した体内動態予測のためのツールを見出すことが、これらの分子修飾体の開発に重要である。本稿では、プロドラッグおよびアンテドラッグ/ソフトドラッグの例を紹介し、加水分解酵素の基質認識性、臓器分布、動物種差などについて概説する。

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© 2015 日本DDS学会
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