京都大学 大学院医学研究科 心臓血管外科
神戸市立医療センター中央市民病院
2017 年 32 巻 1 号 p. 10-16
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
循環器領域における重要な難治性疾患として、重症下肢虚血ならびに虚血性心疾患があげられる。筆者らは従来治療が奏功しない患者を対象とし、新規に開発したゼラチンハイドロゲルをDDS担体として塩基性線維芽細胞増殖因子を使用する血管新生療法の開発を行ってきた。本稿では、これまで行ってきたヒトでの臨床試験の結果を示しながら今後の展望について概説する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら