筑波大学 医学医療系 消化器内科
2017 年 32 巻 2 号 p. 109-118
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これまでに、複数の抗がん剤内包リポソーム製剤が開発され、その臨床的有効性が示されてきた。近年、新たにイリノテカン内包リポソーム製剤であるOnyvide®が、転移性膵がんに対して5-FUとロイコボリンとの併用療法として米国で承認された。本稿ではこの新規リポソーム製剤の特徴および臨床開発経緯について概説する。
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