福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター
2020 年 35 巻 2 号 p. 102-113
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標的アイソトープ治療とは、放射線を放出するRIをペイロードとし抗体やペプチドに標識し、標的に運んだ後アイソトープから放出されるエネルギー(放射線)を標的組織に照射して治療を行う方法である。飛程が短く単位距離あたりのエネルギーが高いα線は種々の放射線の中でも治療効果が高く、臨床応用が期待されている。そのためには、アルファ放射体の持続可能な供給はもとより、実際の治療においてもアルファ放射体の物理化学的特性を理解し制御することが重要である。
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